このキスがねー困ったのですねー。キスなんかしてもしなくても宜しい柳葉=リモーネはサラッと出来ちゃったんだけど、ようすけがキスするというか、キスできるシチュエーションてどんなだ?? ヤツから行くのか?…と。とにかくこのカップルだけは、何が何でも終わる前に一回はキスさせなきゃならない。ポタモスとキスしただけで、それで終わったらえらい事です。…まあ、誰も気にしなかったかもしれないけれど、私はえらいことだと思ってたのです。で、折にふれては考えていたのだが、ある日パカッと浮かんだ。そしたらもう後は楽。一大事業を成し遂げた感じ(笑) しかしこの二人が抱き合うと、かなりゴツゴツするでしょうね。
ここはまあ、ほら、自分が幸せ一杯だからおすそ分けをしたくなる気持ちなわけですよ。彼女今嬉しくって嬉しくってしょーがないのね。このドレスは、まみぴが当時の学年誌4年生(つまり2年目の四年生)のピーチのラストで、同じようにピーチが全アイテムをつけた時に現れる究極の(??)ドレスとしてデザインしたやつです。使わせていただきました(あっちに比べて見劣りはするけれど、デザインは同じ)。だってさー100倍くらい上手い人が横(札幌だが)にいるのに使わない手はないじゃないですか。
ここで、この親父を死んだままにしておくかどうかでTと珍しく戦った。で、Tいわく「『親父はおれの心に生きているぜ』でいいでしょう?」 …それは少年漫画というのではありませんか? 第一アレだけ前振りして、ももこの「ようすけのお母さんが待ってる人だから」をキーにしておいて、ママ待ちぼうけってわけにいかないでしょー?ということでここは踏ん張った。ポタモスは殺され損。ま、レインデビ子のようにどこかで眠っているのかも知らんですが。とはいえ感情的には、彼女にはようすけへの思いを乗り越えて欲しくないところがあるんである、私には。
この後の見開きから始まって結構描き足しが続くんですが、どこが欠けても「ちゃんとならない」構成になってる。連載時からそのつもりでやってるんだから、当然ですが。