2025年4月5日土曜日

桃嫁茶話マンガ版6-4

番外編

で、3月にアニメと共に連載が終わり、春の増刊号の時期は、まだWPのほとぼりは冷めていないだろうということで席がありました。ってーか、コミックスにするにも全然枚数が足りなかったし(ならここで最終回を描かせてよ~とかいったら殴られただろうか)
カラーページはいただけない所にWPの中途半端なポジションが如実に表れている気がします…💦

で、なにしましょ?そう、この段階では「スカーレットの恋」にするなんて気は、少なくとも編集サイドには全くなかったんである。Tいわく「こういう場合よくやるのは、主人公二人の子どもたちの話とか…」(40P でそれをどうやれと?)「逆に主人公の子ども時代」とか(ひな&たくの幼馴染の話は出来れは、それもよかったかも)アレコレ出してきたんだけど、私はスカーレットの未消化の部分をやりたかった。「天使界の記憶を早くから思い出していた」事情とか、なーんでああもキッツイのか等々…第一あいつには男がいない(笑) このマンガの性格上問題あるじゃん?前回「リリイの初恋伝説」なんだから今度は「スカーレットの初恋伝説」…はカンベンだが、ま、そんなところだじゃないすか?フツーに。

富田さんも久しぶりに1,2原案を出してくださいました。アニメシナリオはもうないから、時間あったんですかね(笑) ようすけとももこが破綻しそうになったり、スカーレットがプリュイと恋に落ちたり(キャラを無駄にしない?) でもアニメベースの設定なのは同じ。ですから、フリージアとか、マンガに出てきていない人や設定がはいってしまいますんで、ほらちょっと無理。

まーそのへんを言い訳にしつつ、いつものように勝手したのがこの話。

相手の名前は当然レット・バトラー?…と思ったんですけどね~「スカーレット&レット」って日本語だと音が同じだなー…どうかなーどうせ読者は映画知らないしなー…ってことでティーン・バトラーになりました(こんな俳優さんの名前をどっかで見た事があったのだ。どんな俳優かは知らない)

当然アメリカ人だろう。スカーレットを追っかけてくるのだろう。スカーレットがかなり生真面目だから、少なくとも一見したトコは軽い男で…割とサラッとできた記憶があります。おまけにな~んと当時のワープロで作った「シナリオ(自前の方)」が残ってる。物持ちのいい奴だ) それを見ると「(相手のアメリカ人の少年は)トーンは面倒だから白人」とか書いてある(爆) 黒人の可能性もあったかも。

一応「愛天使」の話だから一目ぼれするのは「天使姿」にしてみました。

シナリオだと、ここ男共全員でてる。それぞれカップルで、ってこと。なんだ、カルテットデートってなるんですかね?ようすけは他にもチラホラ出番があったのだが、ページの都合やらテンポの関係やらで全カットだった。ディーン君と絡んだりして、彼がももこに「あんたの彼氏は目がおっかない」とかいう場面もあったのですヨ。
ここで切れるのはちょっと強引すぎる気が…描いてる当時から…ちょっと強引かな…と。スカーレットを泣かせたかったので(^_^;)

彼はスカ子に会いにきたというよりは心配で様子を見に来たので、一応本来の目的は果たせたので帰る…ってなところが伝わったででしょうかねえ。こういうとこ、もう一押しするかどうか、微妙で難しい。シナリオではハッキリ言わせてるんだけど、カットした。多分恩着せがましいと思ったんでしょう。

後からくっつけた設定の割には上手く繋がったでしょう!(笑) このティアラも真未ピのデザイン。小4のピーチ最終回でドレスがグレードアップするピーチだが、聖サムシングフォーもそれに伴って形が変わる。で、これはその「究極」のティアラ。指輪と違って頭につけるから記憶がよみがえったんだろう、きっと(笑)

彼女はどうやって両親を説得して日本に来たのか…シナリオには「こっちで受験するから」なんて台詞がある。気にしてたんですね、理由。


これもねー自分で描いといてなんですけどねー、どこをどう押したらアレだけベタぼれだった男がスカーレットにちょいと悪く言われたくらいで彼女を嫌いになると思う方向に進むか。ま、あわせる顔が無いというか、自信が無いというか、恋する乙女は複雑というか…?

メロドラマ。とにかくメロドラマ。「彼は行っちゃう彼女は追う」
当初の案では空港ではなくて駅だった。しかしコイツ、いつでも好きなときに乗れる正規の航空券を買っているらしい。こいつもボンなのかもですな。  

ももこだったら当たり前の言い方だが、スカーレットがいうと可愛いいと思う

ちゃおの増刊号には「テーマ」がついてる時があって、この回は「ファーストキス」。だからキスしなきゃいけなかったんだけど、この話でそんな困った記憶は無い。ま、このキャラだ、スカーレットが許せばいつでもどこでもキスぐらい平気でやるだろう。…で、確か「突然のキス」みたいな紹介のされ方をしたような記憶が…。スカーレットにはファーストキスだったのでしょうね、だから。 最後でもう一度「天使」に引っ掛けられたのは自画自賛します、はい。それにしても私のキスシーンはみんなロングショット。テレか??

好きになってしてしまったら、彼のどんな行為もどんな台詞も、「カワイイ」としか映らなくなるのですね~。少なくとも暫くは。もしこの後日談を描く余裕があったとしたら、このトロトロの表情は跡形も無く消えうせていたであろう事は間違いない(爆裂桃嫁肆でそんなん描きましたね)

で、「ラストウェディング」なわけ。コレで閉めるってのはもう番外編とはいえないと思う…これがホントの最終回な感じ。ま、4組で「合同結婚式」??なーんて言われましたが(アレね、時代的にね)。それぞれの服装と相手の男の反応はキャラが出るように気をつけたつもり。ここだけだもんな~他の男キャラの出番(出番というほどではないが)。
まあ、きれいに閉められたんじゃないでしょうか 。どうでしょう。

2024年12月25日水曜日

桃嫁茶話マンガ版6-3

まだクリスマスです。(25日23:57)

三回
無敵のウラガーノもレインデビラには負ける。なら最初からお前が来てさっさと片付けろという話ですが、これはお作法ですからね。この手のお話のキャラの強さ弱さってストーリーの都合次第なので…。で、邪渦再登場。
なんで「結界」とかって硬い言葉がOKで「リアル」や「要」がダメなんだろうなー(しつこい)。
コレね、午後のすごーく眠い授業とかでもうヘロヘロでだめーって時にチャイムが鳴った感じなのですよ。ぱーっと視界が開けたりしませんでしたか?



ここからのシークェンスはキスの前振り。どん底からようすけに会えて、彼が自分を殺す気なんか無いらしいってのでちょい浮上した後、畳み掛けて一気に天まで舞い上がる。この辺はピーチの世界観のおさらいみたいな感じですね。男の役割再確認というか(笑) 「いるだけでいい」っていいですね、究極に楽。ももピーは今とてつもなく幸せなので、他所で命がけで戦っている仲間がいるのを知っていながら焦らない(言い訳?)。超ポジティヴ思考で絶対助けられると感じている。彼女、物凄い「万能感」の中にいるのですよ。


このキスがねー困ったのですねー。キスなんかしてもしなくても宜しい柳葉=リモーネはサラッと出来ちゃったんだけど、ようすけがキスするというか、キスできるシチュエーションてどんなだ?? ヤツから行くのか?…と。とにかくこのカップルだけは、何が何でも終わる前に一回はキスさせなきゃならない。ポタモスとキスしただけで、それで終わったらえらい事です。…まあ、誰も気にしなかったかもしれないけれど、私はえらいことだと思ってたのです。で、折にふれては考えていたのだが、ある日パカッと浮かんだ。そしたらもう後は楽。一大事業を成し遂げた感じ(笑) しかしこの二人が抱き合うと、かなりゴツゴツするでしょうね。

ここはまあ、ほら、自分が幸せ一杯だからおすそ分けをしたくなる気持ちなわけですよ。彼女今嬉しくって嬉しくってしょーがないのね。このドレスは、まみぴが当時の学年誌4年生(つまり2年目の四年生)のピーチのラストで、同じようにピーチが全アイテムをつけた時に現れる究極の(??)ドレスとしてデザインしたやつです。使わせていただきました(あっちに比べて見劣りはするけれど、デザインは同じ)。だってさー100倍くらい上手い人が横(札幌だが)にいるのに使わない手はないじゃないですか。

ポタモス殺しといて自分だけ生き残ってちゃっかり「ママが待ってるお家」に帰っちゃうウラガーノ。それは思っていましたが…すいませんすいません深く考えないでください。

ここで、この親父を死んだままにしておくかどうかでTと珍しく戦った。で、Tいわく「『親父はおれの心に生きているぜ』でいいでしょう?」 …それは少年漫画というのではありませんか? 第一アレだけ前振りして、ももこの「ようすけのお母さんが待ってる人だから」をキーにしておいて、ママ待ちぼうけってわけにいかないでしょー?ということでここは踏ん張った。ポタモスは殺され損。ま、レインデビ子のようにどこかで眠っているのかも知らんですが。とはいえ感情的には、彼女にはようすけへの思いを乗り越えて欲しくないところがあるんである、私には。


この後の見開きから始まって結構描き足しが続くんですが、どこが欠けても「ちゃんとならない」構成になってる。連載時からそのつもりでやってるんだから、当然ですが。


それにしても本当にリモーネは口を摘んでやりたい。


スカーレットは1Pだけで、その分風摩家が3Pでえこひいき。(ようすけの背が低いのは玄関のたたきに立っているから…なんですぅ(-_-;)) 下段のようすけのモノローグは入れたかったし。…まあ彼女は一人だし、番外編でフォローしてるし。

で、ももちゃんだけは流石に主人公なので本誌で1Pやった所への描き足しだから不自然。前のページにも手を加えりゃよかったですが。でも描き足しは原稿料出ないからな(爆)

ラストページは枚数の関係で左右が変わってしまいました。もうしょうがないからしょうがないよとそのまま行ってしましましたよー。今マンガの先生になって、口を酸っぱくして右ページと左ページの位置の意味を説いているわけですけれども。

2024年11月22日金曜日

桃嫁茶話マンガ版6-2

二回
お年賀状に描いたイラスト(多分戌年)

大変ご無沙汰しております。前回から2年以上空いておりますよ。なんということでしょう。で、前回のエントリによると「6巻を全部一度にスキャンして、貼り付け始めたら何か所かスキャンが足りなくて、後でやろうとして、そのまま忘れてしまっていた模様…気を取り直して不足部分をスキャン、公開」ってあるんですが、そのスキャンした画像がどこにあるやらさっぱり不明で、結局取り直しました。なにやってるんでしょう。

このところフルデジタルでマンガも製作したりしていて(早乙女番外編とか)、スキャナーをほとんど使っていなかったうえにPCも変わってしまっているので、ドライバー入れなおしたり、どんな設定でスキャンしたんだったかもさっぱりわからず、右往左往した挙句お粗末な画像でお目汚しいたします次第…💦


3巻の頃に比べると、かなり育って…特にヴィエント。ようすけの時より確実に育ってる(笑)。ももちゃんは、彼の胸までもないんじゃないか?…なんもかもう無意識です。いや、三巻辺りは縮みすぎだな、とはこの時既に思ってましたが…

今見ると男の子の口が小さいのは本当にダメだと思っております。ねえ。この時代はこんな感じの絵柄多かったような記憶もありますが…  
 

多分この人無敵。えこひいきで(笑) この回延々とドンパチやるけど、コレが少年漫画なら技の名前とか種類とか必要になるわけだが、そこんとこは色物とはいえ少女漫画だから要求されないので楽。なんか光ってバリバリいってりゃいいのだ。ヴィエントと最後まで戦ってたら、きっと親父の方が勝っただろと思う(笑)


悪魔と悪魔だからこそ愛し合ったらイケナイと思うけどその辺はもう不問。「悪魔」って定義自体があやふやでしたしねー。でもイグニスとかポタモスにに愛のウェーブを不快とか言わせたから(プリュイもですね)大矛盾なのですが(笑) 純粋な悪魔族が誰かを愛したら自己矛盾で崩壊してしまうんじゃなかろうか。


「また私をおいて…」はうまくはまったなと思っています。いわゆる伏線回収ではなくて、逆。後付けです。リリイの番外編があったから、このセリフを思いついたという。(多分。昔のことなので、もしかしたら本当に伏線回収だったかも…。でも基本WPではあまりそういうの無かったと思います)


自分で書いててなんですけれども、これは書かされたんでも何でもない台詞なんですけども、「私ですら」ってのは、なんてエバッタ言い方なんでしょう。前回ウラパパの本気な一撃を防いだだけでぶっ飛ばされて昏睡状態になってしまった、その程度の力の持ち主です、この人…(ま、ウラガーノがそれだけ凄いということで)。でも、この中では一番偉い人ですからね。

まーね、正直いってそんなことは全然ないと思いますけど、ももこは信じてるし(笑)、これは子供向けのマンガですから、はい。私は「礼をいうぞ!!」な情け容赦の無いウラガーノのほうが好きです。よい子のマンガだから、最後は暗黒面から帰ってくるわけなのですが。

2024年11月15日金曜日

CoffeeParty 2025

 English

CoffeePartyとは?
谷沢直がフランス人のSaeko Doyleと発足させた同人誌グループで、2012年から、年一回、秋のCOMITIA合わせで「失われた珈琲を求めて In Search of Lost Coffee」という同人誌を発行しています。Saekoは2014年を最後に抜けて、以降は谷沢が主宰しています。参加メンバーはインターネットを介してつながる緩いもので、毎回参加者を募り、国内外からの有志で本を作っています。同人誌はメンバーも各自頒布できます。

今回は2025年6月初夏のCOMIYTA合わせ(か、秋)の募集になります
Vol.12 表紙

ということでVol.13 に参加してくださる方を募っております。

参加方法

こちらまでメールでお声をかけてください。とりあえず手を挙げるということで、ページ数、内容など未定でもOKです。 yazawanet@yahoo.co.jp 件名に" Coffee Party 2025 "と入れてください。参加の意思と、名前(ペンネーム)、あればFBやインスタ、Twitterのアカウントを記入してください。

参加者についてはCoffeePartyのFB・インスタページで随時アナウンスしていきます。
参加表明された方と、DropBoxでフォルダをシェアします。原稿はそこで共有していただくことになります。

1Pから参加可能。ページ当たり600円を負担して頂きます。
5ページ以下の参加者には5冊、それ以上の人には10冊贈呈いたします。

以前はページ数の締め切りと、実際の原稿の締め切りがありましたが
前回締め切りをめぐってトラブルがありましたので、今回から締め切りは単純に一つに絞ります。
締め切りに間に合わなかった方は参加キャンセル、あるいは次回に持ち越しになりますのでご了承ください。
他にコメントページと裏表紙にカラーカットを寄せていただきます。(
コメントやカラーカットのサイズ、レイアウトの詳細は本文原稿締め切り後
参加人数が最終的に決定した段階でお知らせいたします。

本文原稿締め切り 4月15日 2025(アナログの場合は個別相談受け付けます)
裏表紙カット・コメント締め切り 5月10日 2025

コメントページ例


内容
シリーズのメインキャラクターに関わるお話・イラスト。少なくとも主役のクロワッサンとエクレア、どちらか一人は必ず取り上げること。お菓子の名前のオリジナルキャラクターも可。できれば地域色豊かなもので(笑)基本、クロワッサンのように、頭がお菓子になります

イラスト、4コマ・8コマ ミニマンガ、マンガ―ページ数の制限はありません。コミック形式でもマンガ形式でもOK。共通語は英語になります。できない場合は日本語でOK。後から私が英語字幕を付けて、メンバーのネイティヴがチェックします。字幕のために、吹き出し内の文字スペースに若干余裕を持たせてください。


リレー漫画
Vol.6からリレー漫画を再開させました。こちらも参加者を通年で募集しています。
ピクシブからお読みいただけます。

こちらは締め切り日に関わらず、通年で活動しています。4-8ページほどを各自担当して、ネームまたは完成原稿で前の漫画を引き継いで、次を制作するという形になります。4ページ以上必須。こちらの締め切りは個別になりますので、もし参加されたい方はお知らせ下さい。今までのストーリーをPDFファイルでシェアいたします。

クロワッサンって?

バックナンバーをこちら(ピクシブ)から無料でお読みいただけます(日本語・英語版があり) In Search Lost Coffee on the web. (Vol.1と2)
Vol.3(FB album)    Vol.4  (FB Album) 英語版のみ

現在私の方でHPのアップデートができない状況になっているのですが、通販は受け付けています。
通販はこちら

何か質問等ありましたらFBかメールにてご連絡ください
yazawanet@yahoo.co.jp




2024年6月15日土曜日

失われた珈琲を求めて VOL.12

108 paes, A5 size, 300 yen

ピクシブ百科に「海外活動で知り合ったアーティストや教え子たちと共にシェアードワールドの同人誌を出す事もある」と書かれているコレ、12冊目となりました。

去年2月のCOMTIAでと言っていましたが、いろいろあって5月、しかもギリギリ入稿という状況になってしまいましたがとにもかくにも何とか…

参加者は11名と前回より少ないのですが、なんと一人で30ページも描いた人がおりまして(そのせいで2月落ちたんですな)結果100ページ越え。

次回は一年後、5月のCOMITIAですよ多分。なんか辞め時を失ったので続けるんだと思います…在庫は沢山ありますので一冊位いかがでしょうか?💦

面子のご紹介

Nao Yazawa


Introduction of CP members 2024!
Lance


DOU

LATTE13

Soracchi

Charlotte

Mark Egan


Daenney

Joiski

Kiraksio

Grace Chien

Nao Yazawa