2024年12月25日水曜日

桃嫁茶話マンガ版6-3

まだクリスマスです。(25日23:57)

三回
無敵のウラガーノもレインデビラには負ける。なら最初からお前が来てさっさと片付けろという話ですが、これはお作法ですからね。この手のお話のキャラの強さ弱さってストーリーの都合次第なので…。で、邪渦再登場。
なんで「結界」とかって硬い言葉がOKで「リアル」や「要」がダメなんだろうなー(しつこい)。
コレね、午後のすごーく眠い授業とかでもうヘロヘロでだめーって時にチャイムが鳴った感じなのですよ。ぱーっと視界が開けたりしませんでしたか?



ここからのシークェンスはキスの前振り。どん底からようすけに会えて、彼が自分を殺す気なんか無いらしいってのでちょい浮上した後、畳み掛けて一気に天まで舞い上がる。この辺はピーチの世界観のおさらいみたいな感じですね。男の役割再確認というか(笑) 「いるだけでいい」っていいですね、究極に楽。ももピーは今とてつもなく幸せなので、他所で命がけで戦っている仲間がいるのを知っていながら焦らない(言い訳?)。超ポジティヴ思考で絶対助けられると感じている。彼女、物凄い「万能感」の中にいるのですよ。


このキスがねー困ったのですねー。キスなんかしてもしなくても宜しい柳葉=リモーネはサラッと出来ちゃったんだけど、ようすけがキスするというか、キスできるシチュエーションてどんなだ?? ヤツから行くのか?…と。とにかくこのカップルだけは、何が何でも終わる前に一回はキスさせなきゃならない。ポタモスとキスしただけで、それで終わったらえらい事です。…まあ、誰も気にしなかったかもしれないけれど、私はえらいことだと思ってたのです。で、折にふれては考えていたのだが、ある日パカッと浮かんだ。そしたらもう後は楽。一大事業を成し遂げた感じ(笑) しかしこの二人が抱き合うと、かなりゴツゴツするでしょうね。

ここはまあ、ほら、自分が幸せ一杯だからおすそ分けをしたくなる気持ちなわけですよ。彼女今嬉しくって嬉しくってしょーがないのね。このドレスは、まみぴが当時の学年誌4年生(つまり2年目の四年生)のピーチのラストで、同じようにピーチが全アイテムをつけた時に現れる究極の(??)ドレスとしてデザインしたやつです。使わせていただきました(あっちに比べて見劣りはするけれど、デザインは同じ)。だってさー100倍くらい上手い人が横(札幌だが)にいるのに使わない手はないじゃないですか。

ポタモス殺しといて自分だけ生き残ってちゃっかり「ママが待ってるお家」に帰っちゃうウラガーノ。それは思っていましたが…すいませんすいません深く考えないでください。

ここで、この親父を死んだままにしておくかどうかでTと珍しく戦った。で、Tいわく「『親父はおれの心に生きているぜ』でいいでしょう?」 …それは少年漫画というのではありませんか? 第一アレだけ前振りして、ももこの「ようすけのお母さんが待ってる人だから」をキーにしておいて、ママ待ちぼうけってわけにいかないでしょー?ということでここは踏ん張った。ポタモスは殺され損。ま、レインデビ子のようにどこかで眠っているのかも知らんですが。とはいえ感情的には、彼女にはようすけへの思いを乗り越えて欲しくないところがあるんである、私には。


この後の見開きから始まって結構描き足しが続くんですが、どこが欠けても「ちゃんとならない」構成になってる。連載時からそのつもりでやってるんだから、当然ですが。


それにしても本当にリモーネは口を摘んでやりたい。


スカーレットは1Pだけで、その分風摩家が3Pでえこひいき。(ようすけの背が低いのは玄関のたたきに立っているから…なんですぅ(-_-;)) 下段のようすけのモノローグは入れたかったし。…まあ彼女は一人だし、番外編でフォローしてるし。

で、ももちゃんだけは流石に主人公なので本誌で1Pやった所への描き足しだから不自然。前のページにも手を加えりゃよかったですが。でも描き足しは原稿料出ないからな(爆)

ラストページは枚数の関係で左右が変わってしまいました。もうしょうがないからしょうがないよとそのまま行ってしましましたよー。今マンガの先生になって、口を酸っぱくして右ページと左ページの位置の意味を説いているわけですけれども。