2014年1月6日月曜日

モコ永眠

1月5日未明、モコがなくなりました。FB、Twitterにお言葉寄せてくださった方々、ありがとうございました。

彼は年末、12月31日に突然後ろ脚が上手く動かなくなり、引きずって歩こうとするのですがパタンと横に崩れるように倒れてしまう状態になりました。

獣医さんと電話で話をして、病院に連れて行くよりも家で看取ることに決めました。行っても却って(ストレスで)悪くなるだけだったと思います。その時はまだ、よろけながらもトイレに行って(だけどトイレの外にしっこをして)、ゴハンも食べていたのですが、やがてそれもできなくなり、トイレに入っても立っていられず、崩れるように座り込んでしまう状態になりました。

ですがまあ、正月そうそう辛気臭い投稿も無いだろう、と思って控えておりました。1月3日の4コマには何のコメントもついてないのは、そんな事情で何も書けなかったからなのです。嘘もどうよ、ですしね。だけど4日にはいよいよだな、という感じだったので、書きました。三が日は過ぎてたし。…したら、その夜(翌日の未明)に逝ってしまいました。(言霊かよ!みたいな気も…でも死ぬとは書かなかったもんね!)

正直言って、2月のトロント出張で、衰えが目に見えてきたモコがどうなるか心配でした。一番怖いのが、留守中に、誰も居ないところで死んでしまうことで、それはありえない話では無いと思っていました。(物書きにはよくいるみたいですけど、私は最悪を考えるタイプなんです) 

それは覚悟しなきゃならないと思っていましたが、せめて寒い中で死なないように、とホットマットやオイルヒーターを購入して留守中も暖房を入れっぱなしに出来るようにしていたんですが、その辺心配する必要もなくなったわけです。


いつか来るはずの事だったので、今、私が傍にいられるときに逝ってくれて、それはそれで良かったのだと思っています。亡くなったのは午前3時半頃で、私は横で眠っていたのですが、嘔吐した気配で起きまして、そのまま看取りました。文字通り「その時」にそこにいられました。断じて楽しい体験じゃないですが(多分ヤツの意識は無かったと思うから、欲を言えばもうチョビっと早く気がつきたかった所ですが)

彼とは17年以上一緒に住んで、本当に年老いて体が弱ってからの死だったからか、然程取り乱すこともなく受け止められました。べそをかかなかったとは、いいませんが(笑) 細かいところでは色々ありますが(ホタテの刺し身を買ってきて食べさせるんだった、とか)、それなりに満足してます。敵はどうか知らないけど、私はずいぶんと彼に楽しませてもらいました。

一つ悔やまれるのは、もっと早くから彼の漫画を描くんだったなあ、ということ。若い時はもっともっと面白いことが沢山あった猫なのに(どの猫もそうだけども)

猫漫画のお陰で、私の猫という以上に、「モコ」という個性の死を悼んでくださる方々がいて、嬉しかったです。ただ遊びで描いている4コマですけれど、やってよかったなあ、と実感しました。

ありがとうございました。


0 件のコメント:

コメントを投稿