気が付いたら今年に入って猫四コマを描いていなくて、いつの間にやら夏も終わってしまって、あまりに早い時の移り変わりに唖然ボーゼンな自分ですが…
4コマはないんだけど、ちょっとまとまった話なのでFBの投稿じゃなくてこっちに書きます。
先日Aniventureというブルガリアのアニメコンベンションのスタッフから頼まれて、コンベンションのマンガコンテストの審査を手伝いました。短編部門とストーリー部門、それぞれ5本ずつセレクトされた候補を読んでグランプリと準グランプリと決め、候補作品に簡単な講評を付けるというもの。
候補作品は英語に訳したものをネットで送ってもらって(スクリプトではなくて、ちゃんとネームを張り込んでくれた。もしかしたらもとから英語の応募作もあったんじゃないかと思う、国内外対象っていうことだし)、だけど講評は日本語でいい、というのでお言葉に甘えました。そりゃ格段に楽ですし。
で、コンテストの後で優秀作品を本にしてコンベンションで配るんだか売るんだかするそうで、その本を送ってくれて―それが先日届きました。
意外にシンプルな表紙…割と手作り感のある同人誌みたいな感じだな。
バックカバー
ブルガリア語だから全く読めない。見当もつかない。
印刷は、モノクロ、特にドットのアミ(スクリーントーン的な表現)の再現がよくわかっていないなーという感じで、一部モアレになっていたり。多分印刷屋にデータを入稿してプリントしたんだろうから、依頼側がの責任が大きいと思うが…縮小のミスじゃないかと思う。あと、データで描いている人も、モニタの画像と印刷と同じにはならないことをわかっていないんだろうなあ。
(伝統的なコミックスタイルだと、そういう画面の作り方しないから、ノウハウがないんだろう)
マンガの描き方もそうだけど、そっちの方の知識も必要なのかなと思ったり…
三冊送ってくれたので、これ10月23日ビックサイトで開催される海外マンガフェスタ、私のテーブルで展示します。ブルガリア界隈の人が描いた「マンガ」に興味のある方は寄ってみてくださいな。
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