2018年1月12日金曜日

TOKAS Residency

ビデオ記録係(?)Vincentから写真を貰ったので、Pompomプロジェクトについてちょっと書きます。去年の話だったんですが。

Pompomてのはコリオグラファーのフィンランド人のシモとビデオアーティストのヴァンサン(フランス)の二人のプロジェクトに後から私がマンガで参加した現代アートのインスタレーションなのだね。主役の青髪のキャラがポンポン。

これは11月11,12日とトーキョーアーツアンドスペースレジデンシーのオープンスタジオで展示されたプロジェクトの途中経過。最終的にはかなり広いスペースを使ったインスタレーションになる予定だけど、ここではスタジオの一角を借りてひっそりと…(?) でも、マンガが入っているので、かなり人目は引いた模様。何せ難解なコンテンポラリーアートの中に明快なマンガがポツンとあるのだから、目を引かないはずがない。
今回は5シーンあるうちの2つを公開。てか残りの3シーンはマンガが間に合わなかった。手前にマンガが置いてあって、ビデオの中でコリオグラファーのSimoが踊っている。
マンガは印刷なんだから手袋はいらんだろうと思うがなあ。

こっちはスペースが取れたので、マンガをマンガとして並べている。見開きで並べているということです。構想ではマンガは壁に貼り付けたいらしい。

アートな写真。

本の表紙はこんな感じになります。マンガは同人誌みたいな小冊子にまとめる予定。普通に表紙っぽい絵(キャラの全身とアップみたいなの)は却下で、動きが欲しいのだといわれました。思ったよりてこずった。

これ気に入っていたなあ…暴力的なシーン。ってもマンガチックですけど。

この対比が意味があるのだそうよ。なんか呼び合っているというか、全然違うながらも同じ根を持つというか…




ポンポンの鬘…これはこっちで買ったみたいよ。


残り三話のマンガ制作が遅れまして、そのまま年末になだれ込んで、年賀状描いて元旦からマンガ学校で、バタバタして今頃アレなんですけど、でも本番展示はこれからになるので。Simoの拠点のヘルシンキ、それから東京のどこかで展示するべくシモとヴァンサンが動いているはずなのです。あと声がかかれば世界中どこでも。

東京で展示出来たら見に来てね。